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2009年11月12日
~事件からの教訓を生かし、孤立しない人間関係を~
こんにちは、ハンドセラピスト・コーチの松原美里です。
“市橋達也容疑者(30)の逮捕を受け、
同容疑者の両親が岐阜県羽島市で記者会見し、
「逮捕は償いの一歩かもしれない。
これからは本人が真実を話して罪を償うことだ」
と淡々とした表情で話した。”
整形をした写真がメディアで公開されていると思ったら、
市橋容疑者逮捕の知らせが入ってきました。
市橋容疑者のこの行動、事件への動機付けなどは
親子関係や生育歴から深く影響が及んできているように感じられます。
家庭環境は 「裕福な医師の家庭」、
母親の過去のコメントには 「そんなことする子じゃなかった」
・・・とありますが、
本来人間は残虐さも優しさも、
多面体の中の一つとして持っている生き物です。
小さい頃に虫を殺して叱られて、命の尊さを教わるように。
優しさだけの子なんて存在しない。
凶器だけの子も、存在しない。
けれども、親が都合のいいように子どもを見ていると
子どもはその窮屈な愛情の中で反発を覚え、
自分を持て余してしまったりするのです。
最近の犯罪の容疑者で裕福な家庭に育った子が多いのは、
子どもが成長する中で本当に教えていかなくてはいけないこと
=感情の機微だったり、多面体の自分だったり、善悪の判断だったり…。
~そういったことを、裕福がゆえに見落として
別の何かで代替して大人になったことで
■自分自身の愛情を上手に表現できなくなったり。
■衝動を抑えることが出来ず、持て余してしまったり。
■自分が心を開けるお友達が出来ず、距離感が分からなくなったり・・・。
「社会生活に適応しにくい大人」
に育っていったということなのではないでしょうか。
“「達也は本当に卑怯だと思います。
死刑になってもおかしくない。腹立たしい。
でも…いけないことだとは思うんです、
遺族に申し訳ないとは思うんですけど…。
母親として、死んでいなかったんだという思いもある。
気持ちが揺れ動いて、なんと表現していいのかわからないんです」
と複雑な胸の内も吐露した。”
犯罪者として、逃げているその行為への許せないという思い。
その一方で、それでもお母さんにとっては子どもなのでしょう。
みんな、不器用で。
手探りで最善を探っているはずなのに・・・。
犯した罪は、重たい罪。
その事実は変わりませんが、
取り巻く人々のシステムを読み解くと
なんともやるせない気持ちになります。
疑問を感じた時、どうしていいか分からなくなった時。
お母さんの思いを、話せる場所があったなら…。
市橋少年が、犯罪に行き着く前に、本音を話せる相手がいたなら…。
現代人にとって、コミュニケーションは癒しでもあるのですから。
事件からの教訓を生かして、お互いに
孤立しない人間関係を築いていきたいですね。
投稿者:
松原美里さん(ハンドセラピスト・コーチ)
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