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2010年03月24日

緊張とは?

専門家:別役 慎司さん(劇作家・演出家・俳優訓練トレーナー)

~緊張を力に変えるためのトレーニング~

緊張する。これは誰にでもあることです。

私は、演劇にも携わっていますので、緊張とのお付き合いは絶えません。
俳優たちにも、「俳優にとって、緊張は最大の敵である」と教えています。

なぜ、「敵」かと申すと、過度の緊張状態のとき、自分の身体がうまく
コントロールできなくなったり(震えたりするのは意識でコントロール
できていない証拠です)、頭の回転も鈍くなって台詞を飛ばしてしまったり、
良くないことばかり起こるからです。

緊張というのは、その人が本来持っている能力を、そのまま外に出すことを妨げます。
緊張が強ければ強いほど、うまくいかないことが多いのです。
それは、一流のアスリートでさえもそうです。
イチローでさえ、記録達成が近づいてきたら、ヒットがなかなか出なくなるのです。
(もっとも近年彼は、メンタルコントロールを意識しているようで、
だんだんと好結果が見られてきました)


この緊張。まったく「ない」となると、逆に問題です。
緊張に欠けすぎていると、エネルギーや集中力も低下しています。
発表の場などで、あまりに緊張感がないと、見ている人たちも退屈して
眠くなったりしてしまいます。

あくまで、「適度な緊張感」が大事です。

過度の緊張感を抑えて、適度な緊張感にするにはどうすればいいのでしょうか?

緊張というのは、実は、精神面と身体面の相互の影響です。
もちろん、緊張は精神面から生じるものです。
人間の心と体は密接に繋がっているので、心の状態は身体の状態に反映します。
足がガクガク震えたり、汗がたくさん出てきたり、様々な影響が出てきます。

従って、心を落ち着かせるというのが、緊張に対処する通説となっていますが、
実際にそれでうまくいくなら俳優やアスリートは苦労しません。
落ち着かせようとすることくらい、いつでも誰でもやっているのです。

それでもコントロールしきれないから苦労するのです。

緊張に負けず、自分で適度な緊張にコントロールするためには、
慣れることが必要ですし、トレーニングをすることが必要です。

そのために効果的なのが、ムーヴメントやシアターゲーム、インプロヴァイゼイション
といったものです。これらは、欧米のプロの俳優たちが行っているトレーニングです。
(実は日本の演劇界は遅れていて、日本では俳優たちですらこのような
トレーニングが不足しています。だから嘘くさい演技が多いのです)

これらは精神面・身体面の両面をカバーする効果があるので、継続して行っていると、
緊張する場面でもその両面からコントロールできるようになってきます。

ゲームやインプロについては、また別の機会でお話しします。

投稿者:
450.jpg 別役 慎司さん(劇作家・演出家・俳優訓練トレーナー)

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緊張とは?
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緊張とは?||別役 慎司さん(劇作家・演出家・俳優訓練トレーナー)||

~緊張を力に変えるためのトレーニング~

緊張する。これは誰にでもあることです。

私は、演劇にも携わっていますので、緊張とのお付き合いは絶えません。
俳優たちにも、「俳優にとって、緊張は最大の敵である」と教えています。

なぜ、「敵」かと申すと、過度の緊張状態のとき、自分の身体がうまく
コントロールできなくなったり(震えたりするのは意識でコントロール
できていない証拠です)、頭の回転も鈍くなって台詞を飛ばしてしまったり、
良くないことばかり起こるからです。

緊張というのは、その人が本来持っている能力を、そのまま外に出すことを妨げます。
緊張が強ければ強いほど、うまくいかないことが多いのです。
それは、一流のアスリートでさえもそうです。
イチローでさえ、記録達成が近づいてきたら、ヒットがなかなか出なくなるのです。
(もっとも近年彼は、メンタルコントロールを意識しているようで、
だんだんと好結果が見られてきました)


この緊張。まったく「ない」となると、逆に問題です。
緊張に欠けすぎていると、エネルギーや集中力も低下しています。
発表の場などで、あまりに緊張感がないと、見ている人たちも退屈して
眠くなったりしてしまいます。

あくまで、「適度な緊張感」が大事です。

過度の緊張感を抑えて、適度な緊張感にするにはどうすればいいのでしょうか?

緊張というのは、実は、精神面と身体面の相互の影響です。
もちろん、緊張は精神面から生じるものです。
人間の心と体は密接に繋がっているので、心の状態は身体の状態に反映します。
足がガクガク震えたり、汗がたくさん出てきたり、様々な影響が出てきます。

従って、心を落ち着かせるというのが、緊張に対処する通説となっていますが、
実際にそれでうまくいくなら俳優やアスリートは苦労しません。
落ち着かせようとすることくらい、いつでも誰でもやっているのです。

それでもコントロールしきれないから苦労するのです。

緊張に負けず、自分で適度な緊張にコントロールするためには、
慣れることが必要ですし、トレーニングをすることが必要です。

そのために効果的なのが、ムーヴメントやシアターゲーム、インプロヴァイゼイション
といったものです。これらは、欧米のプロの俳優たちが行っているトレーニングです。
(実は日本の演劇界は遅れていて、日本では俳優たちですらこのような
トレーニングが不足しています。だから嘘くさい演技が多いのです)

これらは精神面・身体面の両面をカバーする効果があるので、継続して行っていると、
緊張する場面でもその両面からコントロールできるようになってきます。

ゲームやインプロについては、また別の機会でお話しします。

投稿者:
450.jpg 別役 慎司さん(劇作家・演出家・俳優訓練トレーナー)

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2010-03-24